初めてホームページを作ったのは、大学１年の時なので、もう20年程前のこと。HTMLを使用し作成したのは、今ではどこでも見かけはしないほど単調なものでした。それでも、タグを打ち込み、想像したとおりにページが出来上がっていくのが楽しくて、以降、工夫しながら、お洒落なサイトを参考にしながら、いくつものホームページを作りました。卒業論文も、Webサイト制作で完成させるほどに。アルバイトで入った会社でも、「今風らしく作って」と言われ、数百ページあった既存ページを、コツコツタグ修正してリニューアルしました。
私にとっては、ホームページ作成といえば、HTMLが根付いています。
しかし、残念ながら、今はソフトが主流。会社でも、CMSが導入され、ホームページはテンプレートでの作成になってしまいました。出来ることが限られていて、正直歯がゆさを覚えることがしばしばですが、万人が使えるものとなればこれがベストなのでしょう。しかし、それでも、時代の波はわかっていても、あの、タグを前に格闘し、満足いく結果が出た時の達成感がないのを寂しく感じてしまいます。
需要はなくともレトロでありたいと思いつつ、今日も今日とて、更新作業に勤しんでいるのであります・・・。